ケーブルサイズ選定ツールを公開しました
電気工事の設計や現場で必要になる「ケーブルサイズの選定」を、入力するだけで自動的に判定できるツールを公開しました。
ツールの概要
配電方式・電圧・電流・電線長さなどの条件を入力するだけで、以下の2つの条件を同時に満たす最小のケーブルサイズを自動で選定します。
- 許容電流条件:入力した電流値を超えない許容電流を持つ最小サイズ
- 電圧降下条件:電圧降下が許容値以内に収まる最小サイズ(簡易式・銅線で計算)
両条件を満たす大きい方のサイズを「推奨サイズ」として提示する仕組みです。
対応している電線種類
実務でよく使われる以下の5種類に対応しています。
- VVF(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル 平形)
- CV(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル)
- CVT(トリプレックス形)
- EM-EEF(エコケーブル)
- VVR(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル 丸形)
内線規程1310-1表に準拠
電圧降下の許容値は、内線規程1310-1表に基づいて、供給方式(電力会社からの低圧供給・構内変圧器からの供給)とこう長に応じて自動的に適用されます。幹線設計から分岐回路、仮設配線まで幅広く活用できます。
さらに、2%・4%・5%・6%など他の基準値で選定した場合のサイズも参考として一覧で表示するので、設計条件の比較検討にも便利です。
便利な機能
VVF・EM-EEFで該当サイズがない場合、CV・CVTでの代替案を自動で提案します。「VVFでは足りないけど、CVならこのサイズで対応できる」という判断が一目でできます。
また、電線の最大サイズでも単条で賄えない場合は、並列敷設の条数と電圧降下の目安を自動計算して表示します。
使ってみてください
ツール内には選定方法の解説や電圧降下の計算式、内線規程の許容値表も併記していますので、根拠を確認しながら選定ができます。
日々の現場仕事や設計補助として、ぜひご活用ください。
