カッティングシールの使用方法・貼り方ガイド
はじめに
カッティングシールをご購入いただき、ありがとうございます。このガイドでは、カッティングシールを最適な状態で貼り付ける方法をご紹介します。正しい貼り方で、長持ちするきれいな仕上がりを実現しましょう。
準備するもの
- カッティングシール(購入いただいた商品)
- きれいな布やティッシュ
- プラスチック製のカード(クレジットカードサイズのもの)
- アルコールなどの脱脂剤(貼付け面が油汚れている場合)

画像のようなA4サイズのシートでカッティングシールをお届けします。ご注文いただいたデータがこのようにカットされて届きます。
カットされたシールの上に転写シールを張ってお届けします。
※転写シートは手作業で張っていますのでグリッド(方眼)が若干傾いている場合がございます
事前にマスキングテープなどで水平を出しておくときれいに貼れます。
サンプル画像のように、文字、記号、イラストなど様々なデザインに対応可能です。
貼り付ける面に合わせて必要な部分だけを剥がして使用できます。
基本的な貼り方
STEP 1:貼り付け面の準備
- 貼り付ける面の汚れやホコリを拭き取ります
- 油分がある場合は、アルコールなどで脱脂します
- しっかり乾かしてから作業を始めましょう
STEP 2:シールの確認

シールを切る
必要なパーツだけを使用する場合は、使用したい部分だけを切り離します。
切り離す際は、デザインの端から5mm程度余裕を持たせると作業がしやすくなります
STEP 3:転写シールに移す

シートの端からゆっくりと転写シールをはがします。画像のように、シート全体から慎重にシールを剥がしていきましょう。
左側の写真のように、シールを剥がすと透明なフィルム部分(台紙からはがした状態のシール)と、右側の転写シールに移された部分に分かれます。
細かい部分やデザインの複雑な箇所は特に慎重に扱いましょう。急いではがすと、デザインが破れたり変形したりする可能性があります。
特に細い線や小さな文字などの繊細なデザインは、ゆっくりと丁寧にはがすことが重要です。
STEP 4:シールを貼る
- シールの端を貼り付け面に軽く当て、位置を決めます
- 一度に全面を貼らず、片側から徐々に貼っていきましょう
- 気泡が入らないよう、プラスチックカードなどで表面を押さえながら貼ります
STEP 5:押さえる

全体を貼り付けたら、転写シールの上からカードで中心から外側に向かって押さえます
カードなどがなければ布やティッシュなどでも大丈夫です
気泡が見つかった場合は、カードの角を使って外側に押し出します
端がめくれないよう、全体をしっかり押さえて密着させましょう
STEP 6 :転写シール剥がす

貼り付けが完了したら、最後に転写シール(表面の透明フィルム)を剥がします。角から慎重に、できるだけ水平に引くようにして剥がしていきましょう。この工程で文字やデザインが鮮明に現れ、仕上がりが完成します。あまり急いで剥がすとシール本体が一緒に剥がれてしまう恐れがあるので、ゆっくりと丁寧に作業しましょう。
STEP 7 :押さえる

転写シールを剥がした後、最後にもう一度シール全体をしっかりと押さえます
強い力で抑えるとシールが貼れてしまうことがあるので適度な力で抑えます
特に端の部分や細かいデザイン部分は丁寧に押さえることで、長期間しっかりと密着します
転写シールを剥がした際に少し浮いてしまった部分がある場合も、この工程でしっかりと密着させることができます
完成!

これで貼り付け作業は完了です。きれいに貼り付けられたカッティングシールは、このように鮮明で美しい仕上がりになります。適切な手順で貼り付けることで、長期間にわたり剥がれにくく、見栄えの良い状態を保つことができます。
もし端が少し浮いている場合は、再度押さえると密着することがあります。また、完全な接着強度に達するまでには24時間程度かかりますので、その間は強い力をかけないようご注意ください。
実際に使用される環境に合わせて、必要に応じて定期的にメンテナンスを行うと、より長くきれいな状態を保つことができます。
よくある質問と困ったときの対処法
Q: シールが曲がって貼れてしまった場合は?
A: 完全に密着する前であれば、端からゆっくりとはがし、再度位置決めして貼り直すことができます。無理に引っ張るとシールが伸びてしまうので注意しましょう。
Q: 細かい部分が転写シートにくっつきます
A: シールを貼ってから時間をおいて転写シートを剥がしてみてください。また転写シートは角度をつけて剥がすときれいに剥がれます。
Q: 長期間使用するためのコツは?
定期的に表面の汚れを柔らかい布で拭き取ること、直射日光が当たる場所では劣化が早まるため注意が必要です。屋外使用の場合は、年に1回程度の状態確認をおすすめします。
Q: 剥がしたい場合はどうすればいいですか?
A: ドライヤーで温めながらゆっくりと端から剥がすと、比較的きれいに剥がせます。ただし、長期間使用したものは接着剤が残ることがありますので、市販の接着剤除去剤を使うと良いでしょう。